1954-12-15 第21回国会 参議院 文部委員会 第1号
従つて文部大臣も地方公務員であるところの高等学校以下の先生がたを国家公務員と同じように一視同仁で取扱うように努力されるところの御所見であられると私は思つております。これはまあやぼな質問になるかもしれませんが、念のために私は文部大臣に伺いたいと思います。先ず文部大臣の答弁を頂いて、それから自治庁後藤財政部長、それから大蔵省の主計局次長の答弁を求めます。
従つて文部大臣も地方公務員であるところの高等学校以下の先生がたを国家公務員と同じように一視同仁で取扱うように努力されるところの御所見であられると私は思つております。これはまあやぼな質問になるかもしれませんが、念のために私は文部大臣に伺いたいと思います。先ず文部大臣の答弁を頂いて、それから自治庁後藤財政部長、それから大蔵省の主計局次長の答弁を求めます。
第三点としましては、今までの自由党の閣僚の一人として責任を、民主党の側からいえば追及をしておつた自由党の内閣の一員として、十分な責任をやはりお感じになつておられるであろうおかたが、組閣に当つて文部大臣たることを懇望せられてなつたのか、という点。
従つて文部大臣として文部行政を担当する以上は、他の大臣以上に、あなたの従来の御主張のように、これは政治節操なり、或いは政治道義なりが全うされなけりやならんような重要なポストであろうと思うのです。
私はかようなことを考えまするときに、この問題は決して教員組合内部の紛争であるとして大したことはないと言つて文部大臣が看過すべき問題ではないと考えざるを得ないのであります。これに対してどういうような考え方を持つておるか。それから先ほど答弁されましたように文部省がその予算から百万円の金を支出したというようなことを公然と話されておつた事実は、私も遺憾ながらこれを聞いて参つたのであります。
従つて、文部大臣としてはこういう問題についてどういう対策を考えておられるかという点についてお尋ねをするわけなんです。特に私はこの問題につきましては重要な点といたしましては、義務教育国庫負担法による政府の負担金、これは実支出額の二分の一ということになつておりますから問題はないと思うのです。併しもとの二分の一の財源の問題です。
従いまして、千葉県の教育委員会のような具体的事案の決定等に対しては、やはりその委員会の自主性を尊重すべきであつて文部大臣の意思をもつてこうした委員会の意思を左右すべきものではない。あなたの職務権限の範囲外だと思うのです。先ほどの文部大臣の意見の中にも、教育委員会を左右する権限はないということがあります。
それに対して教育委員長は何と答弁したかというと、熊本県教組の運動は極めて穏健で正常である、従つて文部大臣のあの言葉は熊本県教育界には全く当てはまらんことだ、こういう答弁をしました。それほどに、これは偏向教育の事例もなかつたこともないのですが、九州全体の教育界とは随分かけ離れたあなたは御演説をされたわけです。
治案を乱すような形で行われる場合もありましようし、いろいろな面において民主主義に反するような活動が行われるということは考えられるのでありまして、従つて文部大臣がこの対策協議会のメンバーに加えられたということは、やはり文教方面においてもそういう活動があるとすれば、それに対する対策を講ずるためのものであると、かように了解しております。
従つて文部大臣としても、学校給食についてはできるだけ国庫負担額を増加して、そうしてこの学校給食が更に広く行われる、こういうことはこの前の学校給食法案の提出のときにたしかお話になつていると思います。従つて文部大臣としては、その方針で今日もおられるのじやないかというふうに私どもは考えております。
即ち中央教育審議会というのは法律によつて作られた委員会であつて、文部大臣の最高顧問機関です。従つて文部省が大学教育をこの際抜本的に改革するとするならば、先ず勇気とそれから良識ある準備が必要です。良識ある準備を必要とするならば当然これはそういう中央教育審議会等に積極的に文部大臣に諮問すべきである。
○大達国務大臣 私が出る幕がないと申しましたのは、この二法律において文部大臣は直接何らの権限も持つておらない、従つて文部大臣として最後の解決をするきめ手というものはない、こういう意味で申し上げたのでありまして、そういう意味で御了承いただきたいと思います。但し教育一般について、文部大臣が教育委員会等に助言、勧告をするという立場は、これは法律上きまつておることであります。
但し文部大臣が何かの機会に申したことは、日教組の大会がかかることを決定し、その影響力が個々の教員を通じて学校という職場に持込まれる、この考え方が強調される場合には、ややもすると一党一派の主義主張を賞伝し、一党一派を利するような教育の現実というものが予想されるから問題であるというような意味のことを曾つて文部大臣はおつしやつたと思うんです。
従つて文部大臣は文部省の関係する限りにおいて、やはり偏向教育がどういうものであるかということについての解釈を持つことは当然であります。併し文部大臣の解釈を他の教育機関にこれを押しつけて、拘束力を以て押しつける力はありません。例えば学校の教科書の検定は今日文部大臣がしております。その教科書の検定基準の一つとして文部大臣は偏つた教育を内容とする教科書は検定不合格にすべきことをみずから規定しております。
従つて文部大臣が今日までこの法案が提出せられた以後における今日までに現われておる高いレベルの世論の批判というものに対して、現在最初提出せられたときのお考えを少しも変えておられないというお答えは私は実に驚き入る。これは文部大臣に対するお願いでありますが、どうか全国の、殊に小学校の教職員諸君、大学教授とか、そういうかたがたはいろいろな社会的な保護もあります。
それで又こういうふうな人選をしたらいいじやないかという御質問でございますけれども、私はただ中央教育審議会の委員の一員に過ぎませんので、どういう標準によつて文部大臣が御選定になつたか、これはわからないのであります。
従つて文部大臣を初めとして文部省内においてさまざまな文教行政に携つているかたは進んで一橋の教育会館を少くとも一週間のうちに数回は訪れ、又教職員も平明な気持で以て文部省内を訪れて、お互いに日本教育のために話合おうという、そういう雰囲気ができなければいけないと思います。
文部省がこれによつて文部大臣の意思を持つて教育委員会なり、或いは教員を拘束するという性質のものでないことは明瞭であると思います。
低かつたようである、こういうお言葉に対して私の感想として文教政策とか或いは文教方針というものは、他の経済政策とかそういうものと違つてその時その場の構勢の変化に伴つて始終変つて来る筋合いのものじやなくして、一たび基本的な方針が定められればその軌道に乗つて進む、従つて他の行政面のように文教の方針というものが始終変つて来るということでなくて、比較的安定した、いわゆる事務化した状態で進んで来るから、従つて文部大臣
○委員外議員(松原一彦君) 従つて、文部大臣も一つ懇談の意味で、四角張らないで、どうぞ座つたままでお答えを願いたい。 私は先ず私のこの法案に対する態度を申上げておきたいのですが、それは現行憲法を護持する民主的自由主義者として、私は各方面の意見を重んじつつ最後の結論をつけたいと思う。大局から申せば私はこの法案には反対であります。
従つて文部大臣は先ほどこの研究大会において一定の決議を出して、これを以て強制、その決議に従つて強制しようという方針をきめて行くということは誤りではないかということを申されておりましたが、その或る結論な得て、或る教育について或る結論をお互い同志で持寄つて結論を得るということは、これは私自然的に研究大会としてあり得ることと思いますけれども、併しそれが労働組合の形におきまして、その結論を何らかの強制をするものでないということであるならば
次に教育委員会の委員の半数改選制の廃止を中心とする公職選挙法の一部改正法案は、その内容の性質上、教育委員会制度そのものの根本問題に触れる点もあり、従つて文部大臣に対する質疑ということも当然考えられるのみならず、地方行政、文部の連合委員会の問題もあることであるから、重複を避ける意味において、小委員会においては未だ審査が余り進まないままの現段階においてこれを地方行政委員会に移して、本委員会のほうで御審議
それからあと詳しいことを説明をせんという、非常に文部当局は委員会で中立を欠いておられるというのも御尤もだと思うけれども、その資料にしましても、事と性質によつて文部大臣の答弁は御尤もだと我々は感じるのです。やはりそういう無理なことを言われてもこれはどうかと思う。
従つて文部大臣がこれに参加したものではないことはこれは当然のことであります。ただ意見は聞かれました。但しこれに参加したというわけではない。
しかも私立学校法によつて、文部大臣は私立大学その他の私立学校の指導監督の任にも当つておられる。それを私立学校は天下晴れての政治活動の自由、公立学校は市町村に至るまで手も足も縛るという大きな矛盾は、いかが解決なさいますか。